2017年10月4日水曜日

吹越烏帽子岳編




こんにちは。
今回は2017年5月に訪れた横浜町の吹越烏帽子岳編です。





地図で横浜町周辺を見ると、この吹越烏帽子岳が地域の高さのピークであり、いかにも眺望が開けていそうだなとわかります。
実際、私の師匠である「青森県の山」の吹越烏帽子岳のページでも、360°の眺望があると紹介されています。
西に陸奥湾、東に太平洋。
前から行ってみたいなと思っていたので、5月、横浜町菜の花の季節に行って参りました。














浅虫、朝7時、湯ノ島にお岩木山付き。
まあもうちょっと早い時間が良かったのですが、大体自分の場合は出発がイメージよりも遅れてしまう事が多く、今回もそれ。
朝明るくなるのが早くなってきているので、少なくとも朝6時までにはこの辺にいたかったのですが。
ここで朝食を取ってから出発。













まだ平内町の辺りですかね。
山側の川は陸奥湾へ注ぐ。













野辺地を過ぎて国道279号線に乗ります。
ちなみに野辺地まで自転車で来たのは初めてです。
左手に陸奥湾を見ながら、北上し始めます。













海岸沿いを北へまっすぐ伸びる道。
ハー。良い天気だ。
北へ一直線 三村申吾 を彷彿とさせますな。













どこまでも続いていそうな道。
北海道の懐深い所は、こんな感じで延々道が続いているのだろうか。
小さな起伏が点在しています。













夏泊辺りからこっちの方向を見ると、風車が見えます。
今回はそのふもとまで来たという事に。













横浜町に到達。
道中はこんな感じで道路幅がギリギリなので、走行に気を遣いました。
付近で下北半島縦貫道路の工事が行われているようで、大型ダンプの往来も多く、なおさら神経を使いました。
こういう道路では自転車+進行方向の車と対向車線の車が重なると、道路が詰まってしまうんですよね。
それでもこの辺りでは荒っぽい運転をする車を見かけず助かりました。














青看が見えてきました。
ここで右折して山側に入って行きます。













菜の花が咲いていました。
横浜町と言えば、菜の花とナマコかな、というイメージ。
あ~ この明るい黄色の花は何とも風景を作り上げる力がありますなあ。













道なりに進んで行くと、やがて「第一明神平」と示された青看が出てきます。
ここをその方向へ左折。













こういう案内看板があると頼もしい。
描かれているキャラクターは・・・確かなっちゃん、という名前だったような気がする。













お、あれが吹越烏帽子岳かな。
うむ、なだらかな山容ですね~。













舗装が途切れてダートになりました。
轍があるしこれくらいなら降りずに乗って行きます。













何かが試験的に栽培されていた所。
ここにちょいとおじゃまして、山を登る前にお昼ごはん。
風があるので木々の葉ずれの音が心地良い。
陽射しはこの季節にしてはきつく、風がなかったらかなり暑く感じそうな所でした。
それでも飲み物はどんどん減りました。













登山口。
色々な看板が並んでいますね。














山頂付近に熊が出没しているとの事。
えっ?山頂付近?
山頂には居るものじゃないと思っていたので意外でした。
とりあえず熊よけの鈴をセット。













うあー。
森林浴と言わずとも、こういう林の中を歩くのは気持ちいい。
ほへ~。














背の高い木々。
何の木なんだろうか。













林の中をわしわし進む。
楽しいなあ。
小学校の遠足とか、そんな雰囲気を思い出すなあ。













木が折れて、その下をくぐる。













視界が開けると、山頂が見えました。
青空だ。













笹が密集していて足元が見えない所も。
でも、道に迷う心配はなさそう。













ちらりと、太平洋が見えています。













野辺地、陸奥湾方面。
やはり眺望が開けています。
わはー。













陸奥湾。
国道279号が左から右へ。
黄色い菜の花畑が点在。













青空を切り取ったような山頂間近。












吹越烏帽子岳山頂(507.8m)。
「横浜中学校 統合十周年記念全校登山」という碑もありますね。
やはりこうした山の近くの学校などでは、靄山もそうでしたが、学校行事として登山があるんでしょうね。
俺の家あのへん!とか話したりしたんだろうなあ。













北西方面。
向こうに見えているのは下北半島の脇野沢辺りだろうか。














吹越烏帽子岳の他にも、いくつかピークがありそうな感じです。















太平洋方面。
水平線と緑が鮮やかだ・・・。















動画をどうぞ。
機材を使っていないので多少のブレがあります。













下ります。
山は登りよりも下りの方が難しいと思いませんか。
山頂付近は砂混じりで急斜面になっているので、一歩一歩、慎重に下りましょう。
しかし、ふもとの看板にあったように、この辺で熊が出るのだろうか。
とても居そうな雰囲気に見えないですね。














うおっと、ヘビの通過です。
左から、右のヤブへ進んで行きました。
踏まなくてよかった。













ふもとまで下りて、吹越烏帽子岳を終えました。













さて時刻は午後3時。
正直ここまででかなり疲れていたのですが、今回はもう1つ目的があって、それはもう菜の花畑を見に行く事でした。
吹越烏帽子岳まで約70km。
という事は当然帰りも70kmは漕がなければならず、残存体力的には黄色信号なのですが、自分の装備ではしょっちゅう来る事もできないので、菜の花畑まで行ってみる事にしました。



大豆田小学校は最初「だいずた」と読むのかなと思っていたのですが、正確には「まめだ」と読むようです。
閉校してしまったようです。













あとで調べてみると、この大豆田小学校を含む町内の4つの小学校が統合されて、横浜小学校という新しい小学校になったようです。
新築された小学校なのでとてもきれいで設備も良さそうな学校でした。
大豆田小学校は2016年春に閉校という事でそれから1年経っている訳ですが、それでもどこか子どもたちが走り回っていた頃の雰囲気が、まだ残っている感じがしたグラウンドでした。













菜の花畑は横浜町恒例、菜の花フェスティバルの会場に見に行くのですが、少し距離があります。














会場までやって来ました。
今日はお祭り当日ではないので、人影は少ないです。














菜の花いっぱい。
きいろがいっぱい。














風車と。














菜の花の迷宮へようこそ。














花畑で迷いたい。














青 白 緑 黄色。














絵になる、白い二つの椅子。















菜の花迷路を抜けて、戻りに入りました。
途中、横浜町海水浴場に寄りました。
ひらけていて陸奥湾の波が寄せる落ち着いた感じの砂浜ですね。














だいぶ老朽化した建物。
海水浴の監視台かな。
さきほどの大豆田小学校が閉校して統合されたという事は、やはり人口が減少しているのだろう。
この先、かつての賑わいがこの海水浴場に戻る事はあるのだろうか。



県庁所在地の青森市でも全国的な人口減少の例外ではなく、ここ10年間でおよそ23,000人、約8%減少した。
人口30万人規模の都市で年2,300人減少というのは、学校のテストで例えればかなり悪い点数のはずで、全国の自治体で人口2万人くらいの町は普通にあるから、言ってしまえばこの10年でひとつの町が消滅した事になる。



海を眺めながら補給食を取り、さて、戻るか・・・と自転車を少し押し歩いてから乗った所ですぐに違和感が。
降りて見てみると前輪がパンク。
タイヤをチェックすると短い釘が刺さっていた。
ちょっと押して歩いた所で刺さったようだ。



実は今まで歩いて戻れる距離内でしかパンクした事がなく、遠い出先でパンクしたのは初めてでした。
遠距離行だったのでパンク修理用品は持ってきていましたが、外でパンクを直すのは初めて。
さてスムーズに直せるだろうか・・・と早速作業に。
幸いにも後輪より手間の少ない前輪。
チューブの穴をパッチで埋めるのではなく、チューブそのものを交換。
チューブをリムに挟まないように注意して交換完了。
所要時間30分。
慣れれば10分以内に直せるようになると思います。



時刻は午後5時。
時間に余裕があれば交通量の少なそうなルートを選びたい所ですが、残存体力的にも野辺地町へ最短の国道279号を選ぶしかなく、再度道路幅のきつい区間への突入を覚悟。














午後6時40分、野辺地町付近で。
フゥ~。ここまで戻ってくると、一安心。
道中は思ったよりも交通量が少なかったので助かりました。
あとは野辺地から平内へ向かう途中で1箇所、道路幅の狭い区間を突破するだけです。
もうヘロヘロですが、そこは速度を上げて素早く通過してしまいたいので、ここからはペースを落として脚をためておきましょう。
ちなみに自分の中~長距離行の平均時速はいつも大体16km/hくらいです(笑)。





















野辺地町を発ってからは最後の攻略ポイントで一気に脚を使って通過。もう辺りは真っ暗でした。



平内町も青森市側に近付く頃、左足がつったような状態になり、疲労もあったので海岸沿いで1時間ほど休みました。
家に着いたのは午後10時を過ぎていたと思います。
しかし慣れない山登りと長距離行のせいで左足のひざ裏を痛めてしまい、その後2週間くらいは痛みや違和感が残りました。
どうも山を下りる時に膝周辺に過度の負荷が掛かってしまったようです。



という訳で今回は吹越烏帽子岳編でした。
標高500mほどの山で、あれだけの眺望が得られるのは素晴らしいと思います。
当日は風が強かったですが、そのぶん風の音や葉ずれの音が聞こえてよかったです。
山では何組かの登山者とすれ違いましたが、その中に年配の方のグループがあって、ほとんどが女性でした。
登山番組とかを見ていても、女性、特に年配の女性は、ああいう急な勾配がある山をよく登れるなあと思います。
体力的に、女性は男性を人生のある時点で逆転しているんじゃないかと思ったりしますね。



自転車の走行距離的には、竜泊ライン編の178kmに次ぐ169kmとなりました。
山登りも入れるなら往復で100km以内、いや80km以内にしておきたい所です・・・。











2017年6月4日日曜日

芦野公園編




こんにちは。
今回は2017年5月に訪れました、芦野公園編です。
芦野公園は今でこそ五所川原市ですが、かつては金木町に属していた県立公園です。




芦野公園は鉄道が桜のトンネルを通過するスポットがあるという事で、県内はもとより県外でも鉄道や写真好きの人に知られているようです。
もちろん行ってみるなら桜のシーズンに、という事で、今回は5月上旬に目指しました。




















2017年の桜の訪れは早かったですね。
4月下旬すぐに合浦公園を通りかかったら出店が出揃っていて驚きました。
何だか久しぶりに見た気がする鯉のぼりに出会ったのでパチリ。












例によって蓬田バイパス。
芦野公園へは蓬田バイパスから県道2号に乗って峠越えで行きます。













県道2号に乗ってすぐの所。
蓬田村方面からこの県道2号を見ると、旅情を感じたり旅に出たいという衝動が湧き起こる。
青森市方面からだとそうならない。
方角の持つ不思議さであろう。
中山山脈を越えて、日本海へ向かう県道2号。
蓬田バイパスの中でもお気に入りの風景のひとつ。













県道2号は2013年9月の七里長浜編以来二度目。
意外だったけど、もう4年も前になるのか。
前回来た時は、峠付近できっつい登りがあって、ギアを前後最軽量のシフトにして何とか登り切った記憶あり。














のはずだったのであるが、今回は峠付近の登りもそこまできついという事はなく、あれっ?もう終わりだっけ?という感じで終了。
はて、大したトレーニングもしていないのだけど、とにかく想像していたというか記憶にあったのよりも楽に通過できた。
それにしても、気持ちの良い空間。
「あー気持ちいいなー」
と思わず口走ってしまった。
まあ誰もいないし。














お岩木山。
どこからでも見える、津軽地方を代表する山。
その姿を見るたび、おいわ~き~ やま~よ~ と、吉幾三の津軽平野を口ずさんでしまう。














芦野公園にとうちゃこ~。
今年は桜は合浦公園を通りすがりに見ただけだったので、まともに見るのはここが初めてです。
ここ数日風の強い日が続いていたのでやや花びらを落としてしまったようですが、まだ大丈夫です。
いやあ、なかなかというか、道路を挟んで、かなり広い公園ですね~。














ハア~。
明るい陽射しのなか、桜が映えて綺麗です。
桜景色。のどかだ。














桜は・・・自分が、桜と呼ばれている事を知っているのだろうか。














列車が、走れメロス号がやって参りました。














列車は、ゆっくりとホームに停まります。
なるほどなあ。
これは確かに写真を撮る好題材ですね。
映画のワンシーンに使えそうです。














桜のトンネルや悪魔の通り道
川を渡ったり山に登ったり
あらゆる探検やあらゆる冒険の
登場人物に憧れて

それにしても・・・
鉄道と桜がこれほどまでに調和するとは。
人が集まる理由がわかります。














桜にも、色々な種類があるのでしょう。
これは、かわいいな、と思って撮らせていただきました。
かわいい桜。














ステージでは、祭り期間中、様々な催しが行われているようでした。
これは・・・手踊りという事でいいのだろうか。
こういうものは、屋内と屋外では勝手が違って、屋内で練習を積んだものでも、屋外でやると屋内で練習していた通りにはできないという事が少なくないように思われます。














春に集う人や人。














公園内には動物がいました。
これはヒグマ。
1頭は昼寝の最中かピクリとも動かず。
あとの2頭は何をするでもないのですが、ウロウロ歩き回る事を繰り返していました。














モクちゃん、ヨンちゃん、ロクちゃん。
基本的にはみんなおとなしそうな感じでした。














日本桜名所100選のひとつでもあるようです。














桜の他にもこういう花が。














貸しボートがありました。
ゆっくり湖面に浮かんでみるのもいいでしょうね~。














湖に一本橋が懸かっています。
しかし案内板には腐食のためだとかで通行禁止と書かれていました。
・・・が、よく見ると橋の上に人がいますね。
でもこっち側には係員の人がいて、入口は封鎖されていました。
別の方向からなら立ち入り可能だったのかなあ。














太宰先生の銅像です。
うーむ存在感というか実存感がありますね。














芦野公園桜のメインストリートという感じでしょうか。
なかなかに見事でした。
こういう桜並木というのは別世界を感じさせますね。














お昼になったので露店で食べものを買って再びステージへ。
ちょうど大正琴の演奏発表会が始まる所で、それを見ながら昼食。
結構演奏曲数が多くて、それもポピュラーな曲が中心で、なかなかよかったです。
桃色吐息とか花は咲くなど。














さて芦野公園のお花見もあらかた終えたという所で、少し思案。
時間的にまだ余裕があると見て、思い切って七里長浜まで行く事にしました。
前回の七里長浜編で、高山稲荷神社の中に入らなかったのが引っ掛かっていたので、行ってみる事にしましょう。














だいぶ近くまでやってきた所で、牛潟公民館を発見。
公民館にしてはかなり立派な建物ですねー。
道の駅みたいだ。














高山稲荷神社に到着。
神社の前にチェスボロー号遭難慰霊碑があります。
つがる市では今でもこれにちなんだ水泳大会を毎年実施してますよね。














明治22年10月30日。
沖合の米国船隻遭難の知らせを、当時の住民2名が青森県庁まで64キロの道のりを走って届けたという事です。
最長11キロしか走った事のない私には、想像がつかないですね。
この絵・・・力感があっていいですね。














展望台から。













高山稲荷神社に入ります。
ここは千本鳥居で有名なようで、ちらほら観光客というか参拝客の姿がありました。














広いですね。














階段は急なので降りる時は慎重に。














狐がこんな所に。
お稲荷様ですからね~。














朱塗りというものは、存在感があります。
確か魔除けの意味があるんですよね。













千本鳥居に入って行きましょう。















鳥居の連続。
文字通り千本あるという訳ではありませんでしたが、今も少しずつ増えて行ってるのかも知れないですね。














鳥居をくぐり終えて、奥までやってきました。














片隅に狐の像が並んでいました。















夫婦なんですかね、セットのものもありました。
仲むつまじい。














神社の裏手は、七里長浜。
















高山稲荷神社をあとにして、戻りに入りました。
メロンロードを北上して、今回は十三湖の手前で岩木川方面に進路を取って国道339号線へ。
そこを北上して今泉で県道12号に合流するルートを選択。
これは自動散水装置と言うんでしょうか。
メロンかスイカ畑かな?














途中、車力漁港へ寄り道。
漁港って大体漁業用具がどちゃっと積んであったりするのですが、ここは魚種の違いなのか、そういうものがなかったせいか小奇麗な感じがしました。














砂浜が続く七里長浜。
どこを見ても日本海だ。














北方面。
あれは・・・小泊岬かな。














漁港の隣で。
イーストガル号の座礁。
これは1993年だから比較的最近ですね。
この辺りの海は結構航行が難しいのだろうか。














スクリューが飾ってありました。
もう、使われる事のないスクリューなのでしょう。














今回最後の1枚。
消防署の標識にゆるキャラのつがーるちゃん。
これ本当にもっと人気出てもいいと思うんだけどなあ。






さて今回は芦野公園と高山稲荷神社でした。
芦野公園は県立公園だけあって、広くのどかな感じの公園でした。
映画のワンシーンにも使えそうな鉄道と桜。湖もあり。
あの浮橋渡ってみたかったなあ。
高山稲荷神社の千本鳥居は、なるほどこういう感じなのか、という感じでした。
人が多い所から少ない所へ行ったので、七里長浜も含めて今回はちょっとさびしかった。
メロンロードから東~北東方向に進んで国道339号線に出るまでは、地図で見ると簡単そうなのだけど、道路端に余裕がない所が多くて大変だった。
あの辺はちょっと自転車向きではないかも知れない。
日が長くなってきて今月にはピークを迎えるので、遠い所にも挑戦できる機会ですが・・・大体、往復で150kmくらいが自分の力では限界のような感じです。
自転車で走っていると青森県、広いようで狭い、狭いようで広い、という事を繰り返し感じるのですが・・・まあこれからも交通の安全に気をつけて頑張りたいと思います。












大倉岳・赤倉岳編

こんにちは。 今回は2017年9月に行って来た、大倉岳・赤倉岳編です。 赤倉岳は八甲田山にも赤倉岳という同じ名前の山がありますが、今回は蓬田村のほうの赤倉岳です。 これと大倉岳、袴腰岳を合わせて「蓬田三山」と呼ばれているそうです。 中山山...