2015年8月3日月曜日

黒滝編




こんにちは。今回は蓬田村にある黒滝編です。




蓬田村には蓬田三山と呼ばれる山があり、そのどれかに登りたいな~と思いながら情報収集をしていたら、蓬田村のHPに紹介されていた中でこの蓬田三山の近くにある黒滝という滝も紹介されていたので、興味を持った次第。
その黒滝についても色々情報収集して、いざ出発。
7月なのでちょうどいい季節ですね。












まずはおなじみ蓬田バイパス。
稲の緑がいいですね。












去年は稲が植えられていたであろう所ですが、今年は植えていない模様。
米価低迷の影響でしょうか。












蓬田村瀬辺地の分岐。小さく看板に黒滝の表示が。
ここでバイパスを下ります。












バイパスを下りて山側へ進むとすぐにダート。
ですが、これは100mも続きません。











すぐに舗装路が再開されて一安心。登山口まで8.0kmの表示。













水田と林の間の道を、奥へ奥へと進んで行きます。













スラッと並ぶ木々。













電気施設関係の建物がある所で舗装は終わり。
ここからは砂利道になるため、自転車を下りて歩きます。













河床路。
増水・冠水時は通行禁止の看板。












こんな感じになっているんですね。なるほどなるほど。













分岐。案内板が出ているのでそれに従って右へ。
左側に柱が立っているので左は瀬辺地大川目林道だと思ったのですが、蓬田村のHPを見ると右が林道のようです。














登山口まで3.0km。
この先を進んで行くと、渓流釣りをしているおっちゃんに遭遇。
この辺は一応熊が出る事があるという事、鹿と熊では寝方が違う事などを教えてもらった。
鹿は葉っぱというか植物の上にそのまま寝てしまうけど、熊は植物を布団のように敷いて眠るらしい。
なので植物の跡を見ると鹿が寝ていたのか熊が寝ていたのかわかるという事ですね。

ちなみにひとつ前の写真ですが、おっちゃんいわく、左側の分岐は今でも怖いとの事。
こっちの右側のルートよりも熊が出やすいという事ですね。
しかし右のルートでも、念のため声を出しながら進んだ方がいいぞ、と教えてもらいました。
おっちゃんどうもありがとう。













道々に沢があって、看板が立っている。













これはなんという植物なのでしょうか。












岩盤が露出していました。













沢の流れ。













沢山あるんですね~。












黒滝入口へ到着。
ここにはスペースがあり、車の人はここまで入って来る事ができます。













う~ん、森の中へ入っていくという感じですね~。












細い踏み跡が奥へと続く。












おおっ。木が倒れて道をふさいでいるけど・・・これは通れる。
何となく、となりのトトロの世界をイメージした。












ここから下へ降りて行くようです。












うおっと、結構な急斜面です。
こうして木々の間を下りて行く・・・。












川が見えてきました。












帰る時はここから・・・と。
蓬田村のHPには、沢に降りてから帰り道を間違わないように覚えておく、というような事が書いてありました。
昔はこういう目印がなかったので、ここを通り過ぎて下流の方に行ってしまう事があったのだと思います。












滝はこの沢の上流。すなわち沢を遡って行く事になります。













沢の中を通らざるを得ないので、長靴があると便利です。
自分は荷物の都合上、長靴を持ってこられなかったのでそのまま靴でダイブです。
夏場だからいいですけど、それ以外の季節だと水が冷たくて厳しいと思います。
実際、7月でも沢の水は冷たかったです。












絵になりますね。












この植物はなんでしょう。












遡って行く。












深い所はありませんでしたが、流れが速い所があるので注意。













最後のカーブを曲がると、黒滝が現れました。















横になってて申し訳ないのですが、黒滝の動画です。














滝つぼの写真。
滝というのは、素人が撮ってもこういう風に奇麗に写るので良いですね。














滝からの水の流れは、勢いよく下流へと流れて行く。













黒滝でした。
靴が水没したのでしばらく乾かしたのですが、さすがに乾きませんでした。













最初の所に戻ってきての一枚。




滝というと、青森だと奥入瀬渓流の滝や暗門の滝などを思い浮かべるのですが、蓬田村にこんな滝があるとは知りませんでした。
特に黒滝は川の中を遡行していくという特徴がありました。

今回は熊には遭遇しませんでしたが、渓流釣りのおっちゃんが言っていたという事は、この辺りには熊が出るのだと思います。
なので黒滝に行く際は熊除けの鈴などの対策が必要だと思います。
おっちゃんは山に入る前に花火を鳴らしてから入ると言っていました。
自分はどうしていたかというと、時々手を叩きながら歩いていました。
次から山などに行く時は熊除けの鈴などを用意して行きたいと思います。

今回は蓬田村の黒滝でした。



2015年7月14日火曜日

夏泊半島編



こんにちは。
今回は夏泊半島編です。




夏泊半島は青森市から北東の方角にあり、自転車で行くには良い距離なのではないかと思います。
やや強引に見るとホタテのような形をしているのですが、ちょうどここではホタテの養殖がさかんに行われています。
青森市寄りの付け根から行く場合、かつては急坂でカーブが多く幅員も狭い峠道を通らなければならなかったのですが、2012年11月にバイパスが完成し、夏泊ほたて海道トンネルを経て今では容易に峠区間を迂回できるようになりました。
旧道はどうなったかというと、道路自体は通行可能ですが、バイパスが出来たためか管理レベルが低下し、所々で路面に落石があったり、落ち葉が堆積していたりします。




今回は青森市寄りの付け根からではなく、平内町側の付け根から行ってみたいと思います。





では出発。
まずは浅虫に出る必要がある訳ですが、ルートが2つあって、久栗坂を通るルートと国道4号線のトンネルを通るルートです。
私の最新の記憶では、国道ルートのトンネルは歩行者・自転車のスペースが狭く、車の音もすごいので、自転車の場合は久栗坂ルートの方が安全かと思われます。
もう久しく国道ルートは通っていません。今回も久栗坂ルートで。

そして上の画像ですが、これは前の野内駅跡地です。
近くにはねぶた漬けを作っているヤマモト食品の工場があります。
今は青森工業高校が東部地区に移転した関係で、野内駅も高校付近に引っ越しました。












久栗坂の手前の採石場?
山を削って岩や砂を採取するんですねー。












浅虫地区を抜けて、国道4号線の青森市寄りの付け根付近。
今回はここはスルーです。












平内町に入りました。
途中、ちょっと良さげな鉄道写真スポットが。












独立行政法人林業研究所だそうです。
この隣に夜越山がありますね。












そういえば夜越山森林公園には行ってみた事があったかどうか・・・。
サボテンとかが確かあるんですよね。












ここが平内町側の付け根です。左折します。












この日は風が強く、さっきの所を左折したら猛烈な向かい風で、難儀しました。
ですが、自分は風が強い日の方が好きです。
ここを直進だと白鳥の飛来地として有名な浅所海岸。左折は県道9号線です。
どちらからも夏泊半島を進行する事ができますが、今回は左折。












青森県道9号夏泊公園線のヘキサ。












椿山まで13km、大島まで15kmだそうです。
まあ~、のんびり行きましょう。交通量は少なめです。












左手に案内板。
半島一周31km。












雷電トンネル。
うん、トンネルですねえ。トンネルの地形がわかりやすいですね。












雷電トンネルを抜けた所から、画像の中央に写っている赤い小さな鳥居のようなものが道々にあるのですが、これは一体なんなんでしょうか。












陸奥湾。
奥の方にうっすらと見えるのは陸奥横浜辺りではないかと思います。












ぶどうのような花?相変わらず植物の知識が乏しい。












海岸線に出ました。












ちょっと森の中をくぐるようなイメージ。













右手に、大龍王大神。
すぐ後ろは崖になっています。












椿山海岸にとうちゃこ~。













ご当地マンホール?












道なりに進むと、神社があります。












椿神社。












椿神社の由来の説明板。
こういうのは見てしまいます。












スタンプラリーのチェックポイントの一つになっていました。












本堂。













 左側の奥に少しだけ写っているのが津軽半島・・・のはず。












松林。
道路が写っていますが、正規の道路は右側で、ここは車止めがされていて走行する事はできません。












そのまま進んで行くと、右手に句碑が並んでいます。
結構な数があり、なかなか面白い試みだと思います。












これは浅虫に戻った所での写真です。
自分は小さい頃は夕焼けというのはあまり好きではなかったのですが、年を取ったら夕焼けが好きになりました。




さて夏泊半島ですが、夏場は海水浴客やレジャーなどで結構人が集まる場所だと思います。
なのでおすすめは秋ですね。
人影が少なくなった椿山海岸は、静かで落ち着いていてなかなかいいと思います。
風が結構強めに吹く所でもあるのですが、それもまた良いです。
夏泊という名前ですが夏場に訪れる事はあまりないので、自分の中では寒い記憶が多いという、そんな夏泊半島です。




大倉岳・赤倉岳編

こんにちは。 今回は2017年9月に行って来た、大倉岳・赤倉岳編です。 赤倉岳は八甲田山にも赤倉岳という同じ名前の山がありますが、今回は蓬田村のほうの赤倉岳です。 これと大倉岳、袴腰岳を合わせて「蓬田三山」と呼ばれているそうです。 中山山...